プログラミングが好きで、長時間コードを書き続けていても特に精神的苦痛を感じないという人は、フリーエンジニアとしての適性が高い可能性があります。なぜなら、フリーエンジニアの世界では、単価の低い仕事も状況によっては受けて行かなくてはいけないからです。長時間仕事をし続けられないなら、単価の低い仕事でまともな月収額を達成することはできません。プログラミングに習熟し、何も考えずにひたすらに手を動かし続けられる人なら、どんな悪状況の中でも一定の収入を確保できることでしょう。

何かを参考にしながらでないとコードを書くことができないという初心者や、長時間デスクに座っていることができないという忍耐力のない人は、フリーエンジニアとして成功することは難しいです。飽きっぽい人や、誘惑にすぐ負けてしまう人も、フリーとして成功をすることは難しいかもしれません。なぜなら、フリーの場合は自宅で作業をすることも多いからです。

自宅にはテレビやゲーム、パソコンなどが完備されていて、遊ぼうと思えばいくらでも遊べてしまいます。ちょっと遊んでいるとすぐに時間が経って、時にはほとんど仕事が進まずに一日が終わってしまうこともあるでしょう。プログラミングに没頭できるぐらいでないと、なかなかフリーのエンジニアとして大きな収入を維持することはできません。会社勤めをしている時よりもずっと強い精神力と集中力と、さらに仕事に対する情熱までもが必要になるのです。