初心者エンジニアほど忙しいのが現実
フリーエンジニアの忙しさは、どういった仕事を受けるのかによって変わります。単価の高い仕事が見つかったなら、ゆっくりと確実に仕事を進めて行っても問題はないでしょう。ですが、単価の安い仕事しか引き受けられない場合には、作業スピードを上げるなり、労働時間を増やすなりしなければ、人並みの収入を得ることはできません。したがって、単価の安い簡単な案件しか引き受けることのできないエンジニアは大変です。
スキルが低い人ほど、忙しくなる傾向が強いですし、人によっては一日10時間以上も仕事に費やさなくてはいけなくなります。初心者ほど忙しいので、フリーエンジニアになって最初のうちは、大変な思いをしなければならない可能性が高いわけです。経験を積んで行けば、徐々にエンジニアとしての能力も上がっていきますし、割のいい仕事も受けることができるようになるでしょう。そうなれば、一般のサラリーマンよりも楽な毎日が過ごせるかもしれません。
何しろフリーエンジニアは、仕事を終わらせてしまえば、後の時間を自分の好きに使えるからです。労働時間がきっちり決められていないので、スキルを上げて仕事を早く終わらせられるようになれば忙しさは緩和されます。本当に高いスキルを持っている人であれば、一日数時間労働するだけで人並みの稼ぎを得ることもできるはずです。ただ、そうなるまでには相当な努力が必要になります。多くの人は、そうなる前に転職をしてしまうのが現実です。